ポートフォリオサイトをリニューアルした(6回目)

僕は割と短いスパンでポートフォリオサイトを作り直したくなってしまう。
作ったばかりのときにはそこそこ満足しているけど、時間がたってくるとその都度なんらかの不満が生まれるので、また別のテイストでサイトを作り直す。
僕はやっぱり、サイト構成やデザインなど含めてシンプルなのがいいのだけど、前回作ったサイトはいろいろな要素が中途半端だったと気づいて嫌になってきた。
前回の制作の際には、ブログとポートフォリオを一体化してそこを自分のメインの拠点としようと考えていたけど、僕の考えとしてはポートフォリオサイトは癖のある感じにしたいし、ブログはいかにもただのブログという感じのシンプルさを保ちたいので、両方を合わせるとやりたいことは中途半端にしか表現できなかった。
なんでも足し算すればいいのではないと気づいたところで、こうしてレンタルブログを借りて、そしてまた新しくポートフォリオサイトを作り直した。

まず今回のサイトを作ろうと思い立ったとき、どのような仕組みで更新を行っていくかという点で悩んだ。
たぶん単純に考えると、CMSとしてWordPressなりを導入してそこから更新できるようにするというのが候補に上がる。 でも今回作るものに対して、WordPressのようなCMSを導入するのはかなり大げさで向いてないと思った。
毎回の更新時に入力する要素として、リード文、リリース日、担当部分、URLなどがあるのだけど、それらをWordPressでやるとなると、毎回決まったフォーマットで本文を入力していくか、大量にカスタムフィールドを追加して設定していくか、スマートなやり方で更新を行っていくことは難しそうに思った。
かといって他にちょうど良さそうなCMSも見つけられなかったので、更新するシステムの部分を自作しようかとも考えたけど、そんな管理画面自体不要なんじゃないかと気づいた。
自分が更新できればいいので、ローカルでやればいい。
ローカルで更新データをビルドしたJSの中に含めてしまえば、どこかにリクエストする手間も省けるしこれ以上速く読み込みする方法はない。
ということで、投稿データだけを含めたJSファイルを作成して、使う際はそれを読み込むようにした。
全部手入力なのが不安だけど、これくらいの規模だったら特に問題ないと思う。
投稿を追加してもbundle.jsがブラウザにキャッシュされていたら更新されないので、読み込む際に更新日のパラメータを入れてキャッシュ対策にした。

今のところは、仕組みも含めてだいたい現状の理想通りにできたと感じるので、作ったものが増えたらこのサイトを更新していくようにしたい。

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